ポリエチレン管について

建築設備用ポリエチレン管について

高密度ポリエチレン樹脂(PE100)を用いた建築設備用ポリエチレン管は、長期的な耐久性に優れたパイプです。日本国内の配水管で採用されている管厚設計SDR11(外径÷管厚=11)において、20℃で最大使用圧力1MPa(10.2kgf/cm2)の使用に供した場合、50年以上の耐久性(埋設管は100年以上)が見込めます。(安全率2)腐食の心配もなく、耐久性の高いオールポリエチレン管路が実現します。

建築設備用ポリエチレン管
ポリエチレン管使用シーンイメージ

水道給水用ポリエチレン管について

エレクトロフュージョン接合

建築設備用ポリエチレンパイプシステム研究会では、国内の事情に合わせ、広く普及している100V(2KVA)の発電機及び電源で融着施工ができるよう、EFコントローラーの仕様を定めています。

ポリエチレン管の接合断面イメージ
ポリエチレン管の接合イメージ

ポリエチレン管の特長

耐震性・耐久性

  • ポリエチレン管はEF接合により管路一体構造が可能です

    EF接合により管路一体構造が可能です。

  • ポリエチレン管は可とう性が大きく地震に圧倒的な強さを発揮します

    可とう性が大きく地震に圧倒的な
    強さを発揮します。

  • ポリエチレン管は酸・アルカリ等に強く腐食の心配がありません

    酸・アルカリ等に強く腐食の心配がありません。

施工性

  • ポリエチレン管は軽量のため取り扱いやすい

    軽量のため取り扱いやすい。

  • ポリエチレン管のため断熱性向上

    ポリエチレン管のため断熱性向上。
    ※使用条件により保温は必要な場合があります

  • ポリエチレン管は枝付片受直管で作業性向上

    枝付片受直管で作業性向上。
    ※立て管では1フロアー1箇所接合

水道配水用(埋設)ポリエチレン管の配管イメージ

配水青ポリエチレン管からの分岐

配水青ポリ管からの分岐

(用語の定義)

■ 水道配水用ポリエチレン管:
配水青ポリ管
■ 水道給水用ポリエチレン管:
給水青ポリ管
青ポリエチレン管と金属製配水管からの分岐

金属製配水管からの分岐

建築設備用ポリエチレン管の配管イメージ

ポリエチレン管は建築設備用として広く用いられています

建築設備ポリエチレンパイプシステム研究会規格

規格番号 規格名称 適用呼び径
PWA001 水道配水用ポリエチレン管 50~200
PWA002 水道配水用ポリエチレン管継手 50~200
PWA005 給水用高密度ポリエチレン管 20~200
PWA006 給水用高密度ポリエチレン管継手 20~200
PWA007 給水用高密度ポリエチレン管金属継手 20, 25
PWA008 消火配管用ポリエチレン管 50~200
PWA009 消火配管用ポリエチレン管継手 50~200
PWA010 埋設給水用高密度ポリエチレン管金属継手 20~50※
PWA011 工業用高密度ポリエチレン管 20~300
PWA012 工業用高密度ポリエチレン管継手 20~300

※詳しくは規格書をご覧ください